【帰国後】 弾丸世界一周取材を終えて

【帰国後】 弾丸世界一周取材を終えて

世界一周ルート
世界一周運賃の帰国後の楽しみ、マイレージサービス
忘れてはならないのが、世界一周運賃内に組入れた全ての便を搭乗し終えて帰国した後の楽しみ、「マイレージサービス」だ。 多くの便を組み合わせて世界中を飛び回る世界一周ルートであれば、貯まるマイルも地球規模に大きく、貯まったマイルと交換できる航空券や一定のマイル以上で獲得できる上位会員資格と付随する優待サービスなどの特典も魅力的だ。

弾丸世界一周体験記の最終回は、世界一周運賃の3大メリットの1つである、この「マイレージサービス」を中心に皆さんにご紹介して、エピローグとさせていただこう。
世界一周運賃の3大メリットはコチラ
1.マイレージサービスの「基本用語」を確認しよう
  • 「マイレージプログラム(またはサービス)」と「フライトマイル」
    航空会社が行っているポイントサービスの会員制プログラム。
    入会(※1)すると搭乗した便(※2)の飛行距離(=区間マイル)、利用したクラス、運賃などに応じて付与されるポイント(=フライトマイル)を貯め、無料航空券や座席のアップグレードなどの特典に交換できる会員組織のサービスである。 以下に並べられた会員プログラムのカードの通り、ワンワールド アライアンス加盟航空会社毎に展開されており、JALマイレージバンク(JAL)、AAdvantage(アメリカン航空)、MarcoPolo(キャセイパシフィック航空)、Executive Club(ブリティッシュ・エアウェイズ)、Finnair Plus(フィンエアー)、Qantas Frequent Flyer(カンタス航空)、Enrich(マレーシア航空)、S7 Priority(S7航空)など、各社独自のプログラム名がついている。
    1:通常、入会金と年会費は無料であるが、詳しくは各社の専用サイトで確認。詳細はコチラ
    2:会員になっているマイレージプログラムの航空会社に搭乗した時だけでなく、ワンワールド アライアンス加盟航空会社の便に搭乗した時でも、会員登録しているマイレージプログラムにマイルが貯まる。
  • 各社独自の「ボーナスマイル」
    航空会社によって、後述のクレジットカード付きの会員カードを使った自社便航空券の購入や、販売促進キャンペーン期間中の対象便利用、あるいは後述の上級会員資格による対象便の利用などで、通常の「フライトマイル」に一定の割合の「ボーナスマイル」が加算される。
     
  • 搭乗頻度に応じた「ステータス(上級会員資格)ポイント」
    飛行機の利用に応じて積算された「フライトマイル」+「ボーナスマイル」と各航空会社が独自の「ボーナスポイント」を元に付与されるポイント(※)で、毎年決められた期間中(通常1月~12月末)に一定のポイントを貯めて、一定の便数を利用すると、翌年中(通常1月~12月末)にさまざまな特典とサービスを受けることができる「上級会員資格」が与えられる。 上級会員には定められた利用頻度に応じてランクがあり、前述の上級会員専用の「ボーナスマイル」の加算や、クラスや運賃に関わらず利用できる空港ラウンジや機内への優先搭乗など、ランク毎に独自の特典が用意されている。
    上級会員資格獲得に必要な「フライトマイル」+「ボーナスマイル」の対象便は通常、マイレージプログラムのホストキャリアの自社・グループ便とワンワールド アライアンス加盟航空会社の運航便に限定される。さらに一定割合の自社便(グループ便)利用を求められる場合もある。詳しくは各社のマイレージプログラムのサイトで確認:コチラ
  • クレジットカード利用による「ショッピングマイル」
    ほとんどの加盟航空会社のプログラムではクレジットカード機能をつけた会員カードを発行し(※)、「フライトマイル」の対象となる航空券だけでなく、普段のお買い物のクレジットカードよるお支払いでもマイルを貯めたりできる(ショッピングマイル)。 また提携のクレジットカード会社のカード利用で貯まったポイントを航空会社のマイルと交換することができる。
    「ショッピングマイル」は上級会員資格獲得に必要な「ステータスポイント」に含めることはできない。

■ マイルやポイントなど、用語がたくさん登場したので、一度、私が会員登録した日本航空のマイレージプログラムを例にとって整理してみよう。
マイレージプログラムの名称・・・JALマイレージバンク(JMB)(詳細はコチラ
ステータスポイントの名称・・・JAL FLY ONポイント(詳細はコチラ
クレジットカード機能付きの会員カードの名称・・・JALカード(詳細はコチラ
2.マイルやポイントを「貯める」「使う」流れについて
基本用語を理解したところで、次は実際にこれらの特典交換マイルやステータスポイントを貯めて、使う一連の流れと相関を以下の図で説明しよう。
マイルには有効期限がある。有効期限は各航空会社のマイレージプログラムにより異なるが、言うまでもなく期間内に特典と交換する必要がある。(JMBの場合は搭乗日から36ヶ月)
各社の専用サイトはコチラ
3.世界一周取材で貯まった特典交換マイルとステータスポイント
次に、この世界一周取材で貯まった特典交換マイルとステータスポイントを見ていこう。
今回私は、日本航空のマイレージプログラム「JALマイレージバンク(JMB)」に会員登録した。

ビジネスクラスとエコノミークラスの獲得マイルの差は約4万マイル
今回はビジネスクラス利用による高い区間マイルの積算率と、航空券購入の際に航空会社のクレジットカードを利用したことによるボーナスマイルを加算できたので、6万を超えるマイルを獲得することができた。 仮にエコノミークラスのワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃を利用した場合の獲得マイル数を計算してみたところ、「26,947マイル」となり、ビジネスクラスの世界一周運賃を利用した場合と比較して、実に約4万マイルもの大きな差となった。(東京~ロス約4往復分に相当!) 獲得マイル数だけ考えてもビジネスクラス利用のメリットが非常に大きいことが理解できるだろう。

ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃のマイル積算率を知っておこう!
ビジネスクラスは積算率が125%だから、貯まるマイルも地球規模!
世界一周運賃を使った場合に、獲得できるフライトマイルは飛行距離が基準となるが、注意しなければならないのは、実際に搭乗した予約クラスにより積算率が大きく異なることだ! 例えば、ビジネスクラスの世界一周運賃を利用してJALマイレージバンク(JMB)にマイルを貯める場合は、対象予約クラスが「D」となり「区間マイル×125%」の高い積算率となる。(※)
一方で、エコノミークラスの世界一周運賃利用の場合は対象予約クラスが「L」となり、主に「区間マイル×25~70%」と各社積算率を制限しているため、事前に搭乗する航空会社で積算率を確認しておこう。 特に2013年4月から加盟各社のエコノミークラスの積算率が大きく下がったため、エコノミークラスとビジネスクラスを利用する際の獲得マイル数の差がさらに広がった。
ビジネスクラスの設定が無い機材や、満席で予約できず、エコノミークラスに搭乗した場合には、125%の積算率は適用されず、積算率が低くなるので注意。
今回の弾丸取材旅程中の例:デュッセルドルフ→ロンドン・スタンステッド(エアベルリン:50%)、サンティアゴ→サンパウロ(ラン航空:100%)
積算率については、航空会社、区間、各プログラムにより異なる。
JALマイレージバンク(JMB)の積算率の詳細はコチラ

「特典交換マイル」でもう一度世界一周!?
獲得した6万マイルでは、日本国内特典航空券(東京~沖縄)×4往復分、または、アジアやシドニー、ホノルルであればビジネスクラス1往復分の特典航空券と交換することができる。

さらに、最低9万マイルあればエコノミークラスの特典航空券を組み合わせて世界一周が出来てしまうので、世界一周で貯めたマイルを使ってもう一周…といった使い方も夢ではないのだ。

なお、注意しなければならない点は、特典交換マイルの有効期限があることだ。有効期限は、各航空会社のマイレージプログラムにより異なるため、各社の専用サイトで確認し、期間内に特典と交換する必要がある。(JMBの場合は搭乗日から36ヶ月)

「ステータスポイント」と上級会員資格の取得
獲得したステータスポイント(=FLY ONポイント)は「68,814ポイント」であったが、JMBサファイアになるために必要な50,000ポイントのうち、半数のポイント(25,000ポイント)をJALグループ便での利用が必要だったため、今回搭乗した成田→クアラルンプールとデリー→成田だけでは、残念ながら上級会員資格獲得までのポイントには及ばなかった。(25,000ポイント-今回のJALグループ便16,537ポイント=8,463ポイント不足)
しかしながら、わずかなポイントで来年、利用クラスや運賃に関係なく、空港ラウンジや優先搭乗が利用できる上級会員資格を獲得するチャンスを逃すのはもったいないと、今回の世界一周から帰国後、出張やプライベートで予定を組んで、東京~ソウル2往復東京~那覇2往復を日本航空で利用して、12月末までにJALグループ便で、約10,000ポイントを獲得! 晴れてJMBサファイアのステータスを獲得することが出来たのだ。
JMBサファイアの詳細はコチラ

ワンワールド アライアンス加盟航空会社のすべての空港と便で認識される共通上級会員資格「サファイア」も自動獲得
JMBでサファイア資格を獲得すると、世界850都市を結ぶ路線網と空港で認識されている共通上級会員資格「サファイア」を自動取得。 世界中の550を超える空港ラウンジの利用や、すべての便での優先搭乗など、会員カードに刻まれたサファイアの会員資格により加盟各社から「常顧客」として認識され、定められた特典とサービスを受けることができるのだ!
ワンワールド・サファイア会員資格と特典の詳細はコチラ
4.さらに上質なサービスが受けられる「JALグローバルクラブ」
最後にJALのマイレージプログラムでJMBサファイアの上級会員資格を獲得した会員に、さらに上質なサービスをお届けする会員組織「JALグローバルクラブ(JGC)」への入会について紹介しよう。

一度入会すれば、上級会員資格が維持できる夢の会員組織
JMBサファイア取得後は憧れのJGCへ入会しよう
JMBサファイア(さらに上位のダイヤモンド)のステータスを獲得した人には、「JALグローバルクラブ=JGC」というプレミアムな上級会員組織への入会資格が与えられる。
JGCに入会するためには、JALグローバルクラブ指定のクレジットカード(JALカード)を申し込む必要があり、カード年会費が別途必要となるが、年会費を払い、指定されたいずれかのクレジットカードを維持し続ける限り、JGC会員資格は年間のご搭乗実績にかかわらず、自動更新されるのだ。
入会資格やクレジットカードの種類と年会費など詳しくはコチラ

世界一周に数回の渡航をプラスして、普段の出張や旅行ではなかなか手が届かない「JMBサファイア=ワンワールド・サファイア」、そして憧れの「JALグローバルクラブ」の会員資格まで一気に獲得することが出来るのは、ビジネスクラスのワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃を利用したからこそのご褒美だ。
マイルもたくさん貯まり、さらに上級会員資格を獲得してプレミアムなサービスの数々を受けることができるなど、世界一周後のメリットもまさに最強だ。

今回実例として紹介したJMBも含め、日本で運航するワンワールド アライアンス加盟10社のマイレージプログラムと上級会員資格を獲得するための利用条件、そして獲得した場合に連動して自動付与されるワンワールド アライアンスの会員資格との相関一覧を下の表にまとめてみた。

詳しくはコチラ
エピローグ


世界一周体験記「ザ・ベスト・オブ・ワンワールド アライアンス」、いかがだっただろうか? 全15話にわたり、ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃のビジネスクラスを利用した弾丸取材記をお送りさせて頂いたが、1人でも多くの読者が世界一周運賃の価格的優位性を知り、世界一周を身近に感じ、次の渡航にぜひ世界一周運賃を使ってみたい!という方が増えてくれればこの上ない喜びだ。

正直言うと、今回の取材は非常に楽しみだった反面かなりハードな内容だったため無事に日本に帰還できるかの心配もあった。 しかしそれ以上に、加盟各社こだわりのビジネスクラスのサービス体験、そして各社が単独では実現達成できない地球を網羅する路線網と「ワンワールド アライアンスのビジネスクラスのお客様としての統一された認識と特典の提供、さらには、寄り道オプションとして訪問した魅力的な訪問地(特に南米エリアの世界遺産や発展著しいブラジル取材)など、私自身も多くの貴重な体験を身を持って経験することが出来た。

多様化するグローバル社会の中で、これからも多くの日本人が出張、旅行でたくさんの国を訪問する機会は確実に増えていくだろう。 その際に、ワンワールド アライアンス、そしてエクスプローラー・世界一周運賃を使った「破格で付加価値の高い移動方法」を、今後、選択肢の1つとして記憶に留めておいて欲しい。 一度に複数の国や大陸を周回でき、同時に特典交換マイルとステータスポイントをしっかりと貯められる世界一周が海外渡航の主流となる時代が、すぐそこまで来ているのだ。

まずは、ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃を使った世界一周旅程の計画と運賃の見積り計算ができる「オンラインプランナー」を使って、世界一周を疑似体験することから始めよう!
私も皆さんにワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃が「最強」であることをもっとわかりやすく、面白く紹介できるよう、次の世界一周取材の企画と準備を始めるとしよう。

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