【乗り継ぎ】 初日からビジネスクラス2便連続取材!

【乗り継ぎ】 初日からビジネスクラス2便連続取材!

世界一周ルート
ひとクラス上の快適空間を体験!
記念すべきビジネスクラス初体験は出発ゲートでの「優先搭乗」からスタート。マイレージをたくさん貯めた上位会員やビジネスとファーストクラスの旅客だけに許された「ささやかな優越感」を感じながらも、20日間の世界一周弾丸取材という、文字通り「地球規模」の大きな課題達成のプレシャーに胸を締め付けられながら搭乗!

日本航空の機材はB767-300という機体で、いつも横目で素通りしてきた「エグゼクティブクラス」の機内は2-2-2のゆったりとしたシート配列。最新の座席ではなかったものの、座ってみると、想像していた通り足元が広く、3-4-3の配列で隣りの旅客の肘が当たったり、前列の背もたれが膝の前に迫るエコノミークラスとの違いに心が躍った。


機内のおもてなしも、さすがビジネスクラス
客室乗務員から上着やジャケットの預かりの申し出があり、周りの乗客もゆったりと身の回りを整理していた。飛行機は定刻通り12時に出発し、水平飛行に移ると、ウェルカムドリンクと共に客室乗務員がひとりひとりのお客様と視線を合わせ、「名前でのご挨拶」と素敵な笑顔で出迎えてくれ、これぞ、日本の航空会社といったホスピタリティー溢れる「おもてなし」。身だしなみ、一言添えられた美しい日本語の機内アナウンスは、これから世界に飛び立つ日本人旅客にとって「ほっ」と安らげる重要なひと時だ。

日本航空の客室乗務員の接客の素晴らしさは、これまでにエコノミークラスで何度も体験して知っていたが、受け持つ乗客の数がエコノミークラスに比べて圧倒的に少ないビジネスクラスだからこそ、このような各個人に合わせた、よりきめの細かいサービスの提供が可能なのだろう。


自宅にいるような心地よさに感動・・・
そして、空の旅の最大の楽しみの機内食はもちろん日本航空の真骨頂である「おいしい和食」!水加減と蒸らし時間にまでこだわった機内炊きたてご飯は、和食器のお茶碗に盛り付けられ、和風ダシの効いた美味しいお味噌汁と共に、機内にいるのを忘れてしまう感覚にさえなる。

お腹が満たされたところで、広々としたシートを横に倒し、しばしの休息。最新の座席ではなかったものの、スイッチでシートポジションを細かく調整できるため、リクライニングの角度で体重の負荷のかかる部分を変えられ、さらに足もフットレストによって支えられ、伸ばせることに感動。クアラルンプールまでの残りの飛行時間が減ってゆく中、この夢のような座り心地の中で目を閉じて休むべきか、最新の映画やゲームを楽しむべきか、エコノミークラスにはない贅沢な選択に頭を悩ますビジネスクラス初心者の自分だった。

JALスカイラックスシートについて詳しくはコチラ
黒川紀章氏デザインのクアラルンプール国際空港で乗り継ぎ
順調に約8時間のフライトを終えて、現地時間の18時30分に1ヶ国目のマレーシアの首都でもあるクアラルンプールに到着。
ここ、クアラルンプール国際空港は、2013年2月1日にワンワールドに正式加盟した「マレーシア航空」の本拠地であると同時に、発展著しい東南アジアの主要空港の1つだ。(取材時はまだ未加盟)
※空港から市内まで約75kmと距離があるが、KLIAエクスプレス(電車)を利用すると、わずか30分とアクセスも良好だ。(リムジンバスや車で高速を利用すると倍の60分はかかる)

クアラルンプール空港に到着後、次のバンコク行きのフライトまで約4時間あったので、マレーシア航空の広報担当ISMADLさんの出迎えで、一旦入国し、空港内を案内してもらった。
クアラルンプールの空港ターミナルは日本でも有名な建築家「黒川紀章」さんがデザインしていて、モダンとアジアンテーストがうまく融合されているとてもスタイリッシュな建物だ。 入国審査はビジネスクラスなど特別なお客様用の「プレミアムレーン」でスムーズに完了。

クアラルンプール国際空港のフロアマップはコチラ


世界最大級約4,000m²の、至れり尽くせり豪華ラウンジ!
マレーシア航空のファースト、ビジネス、エコノミークラスのチェックインデスクやトランスファーデスクなど、空港の主要設備を駆け足で紹介してもらい、いよいよ目玉となる空港ラウンジへ。

案内されたのは、床面積4,000m²と世界最大級の広さのマレーシア航空の国際線旗艦ラウンジ「サテライト・ゴールデン・ラウンジ」だ。国際線のビジネスクラス、ファーストクラス搭乗のお客様用のラウンジなのだが、入った瞬間にその広さと豪華さに、まずは驚かされるだろう。ドリンク、フードサービスはもちろん、バー、ビジネスセンター、キッズルームにゲームルーム、スパにリラクゼーションルーム、そしてなんとゴルフ練習スペースまで備え付けられていて、ファーストクラスのラウンジには、6時間以上の乗り継ぎのある旅客が利用できる仮眠室まであり、まさに至れり尽くせりの施設だ。東京、バンコク、そして香港と共に、品質を重視するワンワールドのアジア路線網の重要な拠点となることは間違いない。

マレーシア航空の日本語サイトはコチラ
サテライト・ゴールデン・ラウンジの詳細はコチラ
そして、クアラルンプールからバンコクへ
さて、マレーシア航空の超豪華なラウンジで乗り換えの合間の優雅なひと時を過ごし、時計の針に目をやると夜10時を回っていた。日本時間で深夜11時を過ぎている事を訴える体に鞭を入れ、本日の最終目的地バンコクへ。クアラルンプールからバンコクへは中東を拠点にしている加盟メンバー、ロイヤルヨルダン航空に搭乗。日本にはまだ未就航だが、ヨルダンのアンマンを拠点にしている航空会社でワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃で中東や北アフリカ訪問の際に利用する人が多く、アジア大陸内ではバンコク=クアラルンプール、バンコク=香港といった短距離路線も運航している。
アンマンは乗り継ぎだけでなく、映画「インディジョーンズ」で一躍有名になった世界遺産のぺトラ遺跡や、世界で一番標高の低い湖である死海に近い空港なので、ぜひ機会があれば立ち寄ってもらいたい。



「アラビアンナイト」のようなヨルダン航空の夜間フライト
優先搭乗で飛行機に乗り込むと、A330の最新機材で、ビジネスクラスの機内はフルフラットになる快適なシートで配列は2-2-2。22時出発の約2時間半の短いフライトだったものの、機内食はコースメニューがしっかり提供された。短い飛行時間にもかかわらず、照明を落とした機内で3名の客室乗務員が手を休めることなく、テキパキとサービスしてくれた。機内映像や機内誌、案内表示など、至る所にアラビア語が併記されていて、短時間の夜間フライトだったが、まるで「アラビアンナイト」に登場する王宮の晩餐を連想する幻想的な雰囲気のビジネスクラスであった。
ロイヤルヨルダン航空の日本語HPへはコチラ
さて、23:30に本日の最終目的地でもある、バンコク国際空港に到着。といっても、タイには入国せず、空港内の今夜の宿泊ホテルの「Louis Tavern DAYROOMS」へ。この空港ホテルはターミナル内にあるトランジットホテルで、入国審査を受けずに泊まれるため、忙しいビジネスマンの深夜の乗り継ぎにおススメのホテルだ。(料金は時間制でリーズナブル。今回は6時間滞在で約7,000円)

そして、ちょうど午前0時(日本時間=午前2時)を過ぎた頃にやっとホテルのベットにたどり着き、長い長い、でもビジネスクラスの夢のような世界をいきなりディープに初体験できた弾丸取材初日が無事終了。
ターミナル内のトランジットホテルを上手く利用しよう
乗り継ぎが長いときは、空港ターミナル内のトランジットホテルを利用する
今回のように、乗り継ぎが次の日になってしまい、宿泊して休養を取りたい場合、一度入国して空港近くのホテルに宿泊するのが通常だが、空港によってはターミナル内にある「トランジット ホテル」を利用することができる。 空港内での「長い乗り継ぎ待ち」なので、入国手続きや荷物のピックアップなどしなくても良く*、限られた時間を有意義に使えて十分に体を休めることができる。
*荷物をチェックインして(預けて)いない場合、あるいは最終空港まで通しで預けている場合に限る