【現地取材1】 ブラジル現地取材レポート

【現地取材1】 ブラジル現地取材レポート

世界一周ルート
南米の大都市、ブラジル・サンパウロに到着!
南米大陸に入る便(ニューヨーク→リマ)も含め、6便連続搭乗となるラン航空で、本拠地空港であるチリのサンティアゴから北東に約4時間。

日本からは飛行機で約26時間と遠いものの、ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃を使い出張する企業も多い、南米最大の商業都市であるブラジルの「サンパウロ」へ到着した。
途中、チリとアルゼンチンの国境付近で、南米大陸、いや正確にはヒマラヤ一帯以外での世界最高峰、アコンカグア(6,962m)が険しい頂と漆黒の山肌を雲海から覗かせていた。

世界一周運賃以外のワンワールド アライアンス商品もチェック!
他のアライアンスよりも充実した運賃商品がラインナップ(世界一周運賃、周回運賃)
ワンワールド アライアンスの運賃商品は、今回の弾丸取材で購入したワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃以外にも
■ サークル(周回)運賃
■ 1大陸内周回/ビジットパス運賃
など多くの種類の運賃商品がラインナップされている。
ワンワールド アライアンスの運賃商品詳細はコチラ

エクスプローラー・世界一周運賃は加盟航空会社や旅行会社、そしてワンワールド アライアンスのホームページ内のオンラインプランナーを通じて世界中で販売されていて、全ての運賃商品の年間売上げの85%に当たる、約320億円の売上げを計上 (2012年度)している看板商品なのだ。

日本はオーストラリアに継ぐ堂々2位の売上げで年間約49億円の収入を計上!(2012年度) 特筆すべき点は日本での売上げのうちの約8割がビジネスクラスのエクスプローラー世界一周運賃の売上げであること。
この事実は、ビジネスクラスのエクスプローラー世界一周運賃が「最強」である事を多くの日本の旅行者や出張者が評価して購入していることを裏付ける何よりの証拠だ。
私自身も数ある世界一周運賃の中で「最強」と薦める理由の詳細紹介はコチラ
2014年ワールドカップを控え、急成長するブラジルにやってきた
ブラジルの首都はブラジリアだが、ここサンパウロが経済の中心地となっており、人口1,100万人を超え、南米だけでなく、南半球最大級の大都市だ。 ブラジルのGDPの約40%を占め、証券取引所や多くの企業本社もある。 また、ブラジルは海外における最大の日系人社会を有するが、サンパウロにはその約70%に当たる約100万人の日系ブラジル人が居住している。 日系人には勤勉で優秀な人が多いようで、人口では1%未満でありながら、高学歴者が多く、「南米の東大」と言われるサンパウロ州立大学の生徒数の20%以上を占め、多くの地元企業での指導者として活躍している。

弾丸取材12日目の今回は、BRICsの一員で、中国、インド、ロシアに並ぶ経済成長国として認知され、そしてさらには2014年にはサッカーワールドカップ、2016年にはオリンピック開催と国際的にも存在感を増しているブラジルで長年働いている日本人の方に、「今」のブラジルについてインタビュー取材をするためにサンパウロに寄港した。

<ブラジル経済の発展の背景は?>
豊富な資源、畜産と農業に適した肥沃な国土
日本の23倍と国土がとてつもなく広いブラジル
農業/鉱業/製造業の振興
「設備投資」と原油・ガスをはじめとする「資源開発」も同時に本格化。
個人所得と消費の拡大
2003年のルーラ大統領時代からの貧困層支援策(ボルサ・ファミリア政策)によってエネルギー、交通、住宅、公衆衛生、教育、農村の電化などのインフラ整備が強力に推進され、ブラジル社会の融和と安定、そして所得格差の縮小と個人消費が増進されつつある(※GDPの約60%が個人消費!)
海外からの投資の増加
政府による各種規制緩和+公企業の民営化とブラジル経済の成長加速期待による海外からの資本流入が拡大し、製造業分野を含め設備投資やインフラ整備、新たな雇用機会+消費の創出拡大に拍車が掛かり始めている。特に農業・畜産・鉱業分野、及び工業(石炭・石油派製品・バイオ燃料)での対ブラジル直接投資額の伸びが顕著である。
以上の4つの要因により、従来の政府のインフラ整備によるスローペースの「消費主導型成長」から、ハイペースの「投資が投資を呼ぶ投資牽引型成長」へ経済成長モデルの転換・加速が進行し、ブラジル経済は高度成長期を迎えつつあるのだ。 同時に経済成長の恩恵を受け、購買力のある中産階級層が増えてきたことで個人消費が伸びており、自動車の新車販売や不動産投資、そして飛行機を使った旅行が活況を呈している。 この状況をバブル経済であると危惧する見方も多いが、1年後のサッカーワールドカップ、3年後のオリンピックまでは、ブラジル経済は当面好調に続きそうだ。
ポルトガル語が行き交うブラジル最大の空港、グアルーリョス
サンパウロには、ブラジルを代表するグアルーリョス国際空港、市内近郊のコンゴニャス国際空港、郊外のヴィラコッポス国際空港と3つの主要空港があり、今回到着したグアルーリョス国際空港は、ラン航空やアメリカン航空など、ワンワールド アライアンス加盟航空会社の国際線が数多く乗り入れているブラジル最大の空港である。
到着ロビーを出てすぐに公用語であるポルトガル語が行き交い、白人や黒人、アジア系など様々な人種の人がいて、今まで訪問してきた国とは明らかに違う独特の空気を感じた。

注意
ブラジル入国には入国ビザが必要!
申し込みをしてから取得まで10営業日かかったり、申請の際に写真や銀行預金残高証明書、往復のeチケットのコピーなど、必要書類が多くあるので、余裕を持って申請・取得すること。
駐日ブラジル大使館のサイトはコチラ

まず、到着して最初に行うのが、現地通貨レアルへの両替だ。 南米でも空港や市内にはATMが多く設置されているため、クレジットカードを入れて、現地通貨を引き出すキャッシングは手間も掛からず、手数料も割安でお薦めだ。
先日訪れたイースター島でさえ空港や市内にATMが設置されていた。(太平洋のど真ん中のこの小さな島に一体どうやって現金を補給しているのか思わず考え込んでしまった自分であった!)

現地通貨への両替は、クレジットカードでATMからが安全
クレジットカードは予備も持参すると安心
現地通貨への両替であるが、クレジットカードを使ってATMからキャッシングする方法が安全でレートも良心的である。 ただし、スキミングや盗難の被害も多いため、クレジットカードは予備も含めて複数枚持参すること。 さらに、銀行や空港内など、屋内にある信頼のおけるATMを使い、屋外や夜間、治安があまりよくない場所にあるATMの利用は控えた方が良い。
万一の盗難や紛失に備えて緊急時の連絡先(カード会社の日本語窓口)もメモしておくことを強く薦める。 ただし、日本語の画面案内表示はない場合が殆どなので、以下、英語メニューでの操作方法を簡単にまとめてみたので参考にして欲しい。

  • 「Language」で「English」を選択
  • 「Enter your card」:カードを挿入(「Swipe your card」と表示された場合:カードを読み取り機の中に通す→ 通す面と方向に注意)
  • 「Enter PIN」:暗証番号を入力して「#」または「Enter」キーを押す
  • 「Transaction Fee、Continue?」:手数料の徴収の了承→「Yes」を選択
  • 「Select Transaction」:取引内容→「Cash Withdrawal(現金引出し)」を選択
  • 「Select Source Account」:取引口座→「Credit Card」を選択(「Credit」と短縮表記の場合もあり)
  • 「Select (Dispense) Amount:表示される引出し額の中から希望額を選択。希望額が表示されず、額の手入力をしたい場合は「Others」を選択して希望額を入力後「Enter」を押す
  • 「Donation(寄付)」の了承→表示された「Yes/No」のいずれかを入力
  • 「Receipt(取引明細書)」の有無の確認→「Yes/No」のいずれかを入力
これで手続きが完了して現金が出てくるはず。カードの回収も忘れずに!
サンパウロの日系ホテルで心も体も癒された
さて、お金を下ろした後は市内へ移動だ。 グアルーリョス国際空港からサンパウロ市内へは約50kmと離れているが、鉄道や地下鉄はまだ整備されていないため(2014年に地下鉄が乗り入れ予定)、長距離移動の疲れや時間、安全面を考えてタクシーでの移動がお薦めだ。 タクシーはエリア毎に料金が決められていて、タクシー乗り場の前にあるカウンターでホテル名を伝えて事前にタクシーチケットを購入すれば、降車時にドライバーとの料金交渉やチップのわずらわしさもない。 料金も空港からホテルまで成田空港から東京都心とほぼ同じ位の約50kmの道のりにも関わらず100レアル=4000円ほどで、リーズナブルだ。 余談にはなるが、さすが「音速の貴公子」、F1ドライバーのアイルトンセナの国だけあり、タクシーの移動中は睡魔も吹っ飛ぶワイルドな運転で、到着後いきなりスリリングな体験が出来た(笑)。

ちなみに、この日は午後の早い時間帯の到着で道路が比較的空いていたため、空港から40分ほどでダウンタウンに到着できたが、早朝や夕方の出勤・帰宅ラッシュにぶつかれば、90分以上かかることも多いらしく、到着日に予定を入れている人はラッシュ時の空港からの移動にはかなり余裕を持ったスケジュールを計画するなど気をつけて欲しい。 現在工事中の市内と空港を結ぶ地下鉄の早期開通が早く望まれる。

宿泊したサンパウロのホテルは、リベルダーデ地区の東洋人街にある「ニッケイパレスホテル」。 外観はやや古さを感じるが、地下鉄「リベルダーデ」駅から400mと立地条件は抜群で、ホテルは日系人オーナー、フロントで日本語が通じ、安心できる4つ星タイプのホテルだ。 部屋には嬉しい事に和式の浴槽があり、部屋に入るなり、日本を離れて10日ぶりにお湯を湯船にたっぷり入れて、肩まで浸かり、足を延ばして至福のひと時を過ごせた。 そして、このホテルの名物は、なんといっても地下にあるサウナ施設で、広々としたスペースに大浴場、サウナ、そしてBARもあり、長距離移動ではるか遠い土地までやってきた日本人が疲れを取るには最高のリフレッシュの場となる。 休憩室で休んでいると駐在員の方や日系ブラジル人の方との出会いもあり、おススメのレストランや、ブラジルでの成功体験などの話も日本語で聞けた。 華美な施設や装飾はなかったが、世界一周弾丸取材の折り返し点で体験できたプライスレスな癒しの時間となった。
<特別インタビュー(1)>
元日本航空サンパウロ支店勤務 小松氏に聞く、最新ブラジル事情

さて、この日の夜は、40年以上ブラジルに在住され、以前は日本航空サンパウロ支店で長年勤務されていた「小松さん」に、お会いしてインタビューをさせて頂いた。 2010年9月に日本航空がサンパウロ線を撤退した後、ビジネスの最前線から退いたものの、激変するブラジルを日本人という目で長く見て来られた方である。

小松さん、今日は宜しくお願いします。
はい、遠いところよくおいで下さいました。
早速ですが、ブラジルと日本という点で、ここ数年何か変化がありましたか?
残念ながら年々ブラジルにおける「日本」の存在感が低下してきていて、それに変わり、「中国」や「韓国」の存在感が増してきています。 特に、サンパウロ市内で以前は「日本人街」と呼ばれていたここリベルダーデですが、日系人が互いに助け合い肩を寄せ合って商売をしていた店の多くが、韓国人・中国人オーナーや資本の経営のお店に変わり、今は「日本人街」ではなく、「東洋人街」と呼ばれているほどです。
私が98年に初めて世界一周した時は、JAPANブランドで日系企業が多く進出し他国企業を圧倒していた印象でしたが、15年経った今のブラジルではどうでしょう?
残念ながらグローバル化の流れに乗り遅れてしまった日系の電機メーカーはブラジルでも業績が低迷している会社が多く、工場の閉鎖や事業縮小や撤退が目立っています。 一方、自動車メーカーはこの円高の中よく頑張っていますが、最近は価格より品質に重点を置き過ぎて、市場のニーズからずれた販売戦略で、マーケットシェアを中国・韓国メーカーに奪われてきています。 この先のワールドカップやオリンピックの特需をにらみブラジル進出を計画している日系企業も増えてきていますが、先行している外国企業に勝つにはしっかりとした戦略を立てて商売を考えないとこの国で生き残るのは大変ですね。
日系企業の駐在員の変化についてはどうでしょう?
サンパウロ周辺のゴルフ場の利用者の国籍を見ていると、ブラジルへ進出している国の勢いの推移がわかります。 80~90年代の初めはイギリスやアメリカ人が多く、欧米系の企業がこぞって進出してきました。 90年台はバブル期ということもあり、日系人や日本企業の駐在員の方がゴルフ場の会員の中心でしたね。 そして、今は、韓国企業のゴルファーや韓国資本のゴルフ場が急激に増えています。 アジア人、特に韓国人や台湾人が多く、ここがブラジルのゴルフ場か?と錯覚するほどですよ。
日本向けの出稼ぎや航空需要の変化はどうですか?
90年代~2000年代はブラジルの出稼ぎ労働者(日本人移住者の子孫が就労ビザを取得して日本の東海地方の製造業を中心に就労)の移動手段として、日本のフラッグキャリアである日本航空の北米経由のサンパウロ線は人気があり、日系ブラジル人や日本人旅客によく利用されていました。 ただ、長引く円高デフレによる不況で日本への出稼ぎ需要そのものが大きく縮小してしまい、収入減と燃油費の高騰のダブルパンチに耐えられず、2010年に撤退しました。 現在はワンワールド アライアンスのメンバーで日本航空の太平洋線の共同事業のパートナーでもあるアメリカン航空が北米⇔ブラジル線を週18便運航し、南米路線には力を入れています。 中でもニューヨーク経由で羽田とサンパウロを結ぶ便は接続も良く魅力的で、日本国内線のアクセスが集中する羽田発着であること以外に、米国乗り継ぎの際に不評だった入国手続きと預かり手荷物の引き取りと再チェックインが省略されたことも評価されています。
(詳しくはコチラ
一方、依然として北米経由の日本行きは米国通過ビザ取得の関係でブラジル人や日系人は好まない(※)ため、ルフトハンザドイツ航空、エミレーツ航空やカタール航空を利用してヨーロッパや・中東経由で各地へ出稼ぎに向かう流れも加速していますね。
(※国土が広いブラジルの内陸部に住んでいる出稼ぎ労働者にとって、ビザを発給する米国の大使館や領事館が沿岸の大都市に限られていて遠く、911の米国テロ以降、審査も厳しくなったため、米国経由は敬遠され、通過ビザが不要で運賃も魅力的な欧州や中東経由で日本での雇用先企業にアクセスが良い名古屋に直接発着する経路で往復するのが主流となっている。2010年まで米国を経由して運航されていた日本航空の成田=サンパウロ直行便撤退の大きな理由でもあるのだ。)
最後に、ブラジルや南米におけるワンワールド アライアンスの展望について考えをお聞かせください。
2011年6月のラン航空とTAM航空の経営統合(この原稿を執筆中の2013年3月8日にTAM航空がワンワールド アライアンス加盟を正式発表)により、まさに今、ワンワールド アライアンスが南米エリアで主導権を握る大きなチャンスが来ています。 日本/南米間の業務渡航、レジャー、在日南米人の3セグメントにおいて将来的に大きなマーケットとなる可能性がある南米の航空ネットワークを確保するのは、今後航空アライアンスとしての価値や成長戦略の要となるかと思います。 そして、燃費のいい機材も多く開発・導入されているので、ぜひ日本航空にはサンパウロ線の復活を検討して欲しいですね。 日系人たちにとって日本航空の「鶴丸」は日本の象徴と祖国の誇りであり、尾翼に描かれた機体の再来を心待ちしています。
貴重なお時間ありがとうございました。

止めることのできない時代の流れで、中国系、韓国系が進出し、日系人社会が築き上げたこのリベルダーデが「東洋人街」に変貌しつつあるとしても、ほんのりと夜道を照らすスズラン灯や赤い鳥居、そして日本式庭園に日系ブラジル人たちの祖国日本への郷愁を強く感じ、「日本人街」としての復活の時代が早く来ることを祈ったホテルへの帰り道であった。

TAMブラジル航空 TAM航空
TAMブラジル航空加盟で、中南米への新ルートが増える!
サンパウロを拠点にするブラジル最大のエアライン。 ブラジル国内の他、中南米、北米、ヨーロッパへも就航している。 2011年6月にラン航空と経営統合しLATAMグループを結成。
※この原稿を執筆中の2013年3月8日にTAMブラジル航空がワンワールド アライアンス加盟を正式発表。 これにより、スターアライアンスに加盟していたが、2014年3月31日にワンワールド アライアンスに正式加盟。
なお、TAMブラジル航空のワンワールド アライアンス加盟により、サンパウロからパリ、ミラノ、そしてメキシコシティへの直行便が新しく路線網に加わることになり、世界一周旅程において中南米発着フライトの選択肢がさらに充実する!

HPはコチラ
<特別インタビュー(2)>
「ツニブラトラベル」小宮氏に聞く、
ブラジル最新観光スポット

翌日には、小松さんからご紹介頂いた大手日系旅行会社の「ツニブラトラベル」の小宮営業部長にお会いしてインタビューすることが出来た。 ブラジルにおける業務渡航、今後の日本人に向けの観光についてお話を聞く事ができた。

小宮さん、業務時間中にすいません、今日は宜しくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
御社がブラジルを代表する日系の旅行会社として、現在取り扱われている主な業務内容について教えてください。
企業の業務渡航が6割、ツアーなどの観光業務が4割です。 ブラジルから日本に向かう出稼ぎ需要が大きく低下してきている中で、逆にブラジルに来る日本人駐在員の方の労働許可申請を行う業務がここ数年増加傾向してきています。 日本人駐在員の増加=本気でブラジルマーケットに進出を考えている日系企業も多くなってきているので、今は、欧米、そして特に中国と韓国に開発やマーケットシェアで遅れを取っていますが、ここ数年のブラジル経済発展の課程で巻き返すことが出来れば、日本がブラジルへの影響力を復活させる千載一隅のチャンスではないかと思いますよ。
南米の観光資源についてはどうでしょう?
観光分野については、サンパウロは人口1100万人を越える一大都市ですが、実は観光資源は乏しいので、ブラジルを旅行する際は、リオデジャネイロイグアスの2ヶ所をぜひ訪問してください。 リオでは30mのキリスト像が立つ「コルコバードの丘(のちに世界遺産に登録)」から世界三大美港と言われている「グアナバラ湾」の眺めが最高です。 美しい砂浜で有名なコパカパーナビーチも素晴らしいところです。 それから絶景といえば、世界三大瀑布のイグアス滝です。 サンパウロやリオから空路でのアクセスにはなりますが、ぜひ訪れて欲しい観光スポットですね。

一方、懸念材料としては旅行客を狙った犯罪などが相変わらず多いブラジルですので、特に大都市圏の治安面での改善は、今後も観光客誘致の面では解決すべき問題として急務となってきますね。 ワールドカップやオリンピック開催に伴う政府のインフラ整備に期待しています。
TAMブラジル航空の新規加盟+エクスプローラー世界一周運賃で南米訪問ルートの拠点として、これからもビジネスに観光に目が離せないブラジルですね!お忙しいところ貴重なお話ありがとうございました。

取材を終えてから、サンパウロ随一のメインストリート「パウリスタ大通り」など市内を視察したあと、今夜のフライトでニューヨークへ戻るため、ちょっと早い時間帯だったが、休む間もなく、市内に来る時と同じように、再び猛スピードの運転に自己陶酔するタクシードライバーの運転でグアルーリョス国際空港へ戻った。

TAMブラジル航空の加盟により南米周回広がる
一番お薦めの最新ブラジル観光スポット!
私がこれから一番お薦めしたい新しいブラジルの観光スポットは、ずばり「アマゾン・クルーズ」。 現代の地球環境におけるアマゾンの重要性はよく知られていないが、アマゾンを実際に訪れたことのある人はそれほど多くない。 アマゾンのスケールの大きさと深さは、「知識として理解すること」が全く無力に感じられるほどで、遥か昔から、地球の生きてきた時間をずっと見守ってきただけあり、人間の想像力の及ばぬ圧倒的な規模の大自然を実感できるはずだ。
ちなみに一般的なルートは、2014年3月31日にワンワールド アライアンス正式加盟したTAMブラジル航空を利用してサンパウロやリオからアクセスできるべレンというアマゾン川の巨大な河口都市か上流のマナウスのいずれかを起点としたアマゾンクルーズ観光が主流だ。 同じ船で乗り合わせた世界各地から参加する仲間と、大海原のように巨大な川面を吹く爽やかな風に吹かれながら満天の星を見上げれば、生涯忘れられない思い出と共に、世界観が変わる数日間になるに違いない。 ぜひ南米周回の計画に入れることを検討して欲しい。
弾丸取材の前半が終了、そして怒涛の後半戦へ・・・
今回、取材で15年振りに南米の地に足を踏み入れたのだが、大陸制世界一周運賃で許されている南米ゾーン内の4フライトを最大限に使い、さらにラン航空のパス運賃を2区間組み合わせて、合計6便、10日間の日程で日本人に最も人気のあるマチュピチュとイースター島の2大世界遺産を巡った。さらには、経済成長を続けているブラジルの中枢都市サンパウロに寄港して日系ビジネスの巻き返しに懸ける日系企業と日系人社会の熱い挑戦と最新事情を地元の生の声で直接取材できた、中身の濃い弾丸日程となった。

さて、ここまで、アジア⇒ヨーロッパ⇒北米⇒南米とまさに地球の裏側まで移動してきた訳だが、ここからは弾丸取材も後半に入り、いよいよ日本帰還へ向けての再出発だ。 まるで予定された月面活動をすべて消化し、月から遠い彼方に浮かぶ地球に帰還するアポロ号の船長のような気分だ。(ただし、乗組員は自分ひとり…)