【現地取材3】 香港取材レポート

【現地取材3】 香港取材レポート

世界一周ルート
3便連続ロングフライトで合計19,309マイル!!
日本を出発して16日目。 ここまでアジア、ヨーロッパ、北米、南米、北米、南西大西洋と、西回りで約39,000マイル(地球1.5周分!赤道を4回通過!!)を弾丸で飛び回り、遂に出発大陸であるアジアに戻ってきた。
特に直前のサンパウロ⇒ニューヨーク⇒シドニー⇒香港と4日続けてロングフライト3便を乗り継ぎ、ホテルには泊まらず「機中泊」で過ごした、まさに地球規模の大移動(39,000マイルの約半分に相当する19,309マイル!)は生涯忘れない経験となった。
短期間の世界一周取材の任務遂行のためとはいえ、通常では考えないウルトラ弾丸旅程ではあったが、一度訪問した大陸へのバックトラック(再訪問)、そして何よりもビジネスクラスによる上質で快適な空の移動と、距離を気にせずに地球を縦横無尽に移動することを格安に実現してくれるワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃=「大陸制運賃」が「最強」であることを読者の皆さんに理解いただけたならば嬉しい。

ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃では、出発大陸(今回の場合はアジア)内での移動に4フライトと2回の24時間以上の途中降機が許される。 今回の世界一周弾丸取材の旅程では、日本を出発して東京⇒クアランプール⇒バンコク⇒欧州と出発大陸内で2フライトを24時間以上の滞在無し(=通過・乗り継ぎ)で利用したため、残り2フライトの組入れと2回の24時間以上の途中降機が可能なのだ。
つまり、前半の出発大陸(アジア大陸)内で24時間以上の途中降機を使わず後半に温存してきたので、ここ「香港」が出発大陸(アジア大陸)内で初めての24時間以上の滞在(=途中降機)となる。 そして日本帰国前の残り1回の滞在は、香港から日本とは逆方向に飛び、インドのデリーで世界一周のフィナーレを迎えることにした。

他のアライアンスの「距離制」の世界一周運賃で販売されている一番長い距離は39,000マイル。 今回の弾丸取材のように、39,000マイル飛んで着いた香港から先も距離を気にせずに、さらにデリー、そしてゴールの日本まで帰国する旅程を組込めるワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃の「大陸制」のメリットを存分に理解いただけるだろう。
※「39,000マイル」には、LANエアパスで区間を追加して移動したリマ⇒クスコ⇒リマの短い2区間の距離(約714マイル)は含まれていない。

出発大陸内移動のルールを理解して、世界一周旅程の始まりとフィナーレを上手に計画しよう!
出発大陸内での移動の制限ルールについて
  • 「出発大陸」:日本出発の旅程では「アジア大陸」
  • 出発大陸内で許されている区間(フライト)数は4区間(※)、24時間以上の滞在(途中降機)回数は2回までとなる。
    他の大陸との間の移動区間は大陸内移動に数えない
    出発大陸内以外の区間と合わせて世界一周旅程内に組み込める最大合計区間数は、16区間まで
  • 出発大陸内で許されている4区間の移動と2回の24時間以上の滞在を、世界一周旅程内のどこでどのように使うか?
    a). 日本出発直後に全て使い切る
    b). 日本帰国前まで温存して使う
    c). 最初と最後に分けて使う
    右図の例は上記a)
  • 他の大陸内で許されている区間追加購入(2区間まで)は出発大陸内では購入出来ないので注意
  • 世界一周旅程の最後の帰着空港は日本国内であれば世界一周を開始した始発空港と同じでなくても良い。
西回りに飛び続け、ぐるっと「出発大陸(アジア)」に回帰。
地球は丸かった!

香港で飛行機から降りた瞬間、圧倒的に増えた東洋系の旅客が自分とすれ違い、亜熱帯の東南アジア特有の熱気とにおいが全身を包み、遥か遠い旅路を終えて故郷に帰ってきた懐かしさと無事に帰ってこれた安堵感が交差し、入国審査場までの長いコンコースを無心で歩いている自分がいた。

ここ香港国際空港は、ワンワールド アライアンス加盟航空会社でもあるキャセイパシフィック航空がホームハブとしている旗艦空港で、アジア内はもちろん、欧州、北米、オセアニア、アフリカなど、南米大陸を除く主要170都市以上(うち20都市が中国本土内)へ就航している。(※2013年4月現在の都市数で、姉妹会社香港ドラゴン航空と提携航空会社とのコードシェア便も含む)
ターミナル内には中華レストランはもちろん、24時間営業のセブンイレブンや、繁体字と日本語が併記された看板を出しているラーメンやとんかつのチェーン店などもあり、アジア、そして日本のすぐ近くまで戻ってきたことを実感させてくれた。 空港内は無料のWi-Fiが飛んでいるため、ラウンジに立ち寄らなくてもポケットから取り出したスマートフォンで簡単にメールチェックなどが出来た。

キャセイパシフィック航空の到着ラウンジ「ザ・アライバル」を利用してみよう
プレミアム到着ラウンジ「ザ・アライバル」
キャセイパシフィック航空、または香港ドラゴン航空の便で到着した場合に限定されるが、フライトの疲れを癒してくれる居心地が良くリラックスできる空間はもちろん、シャワーの利用、そして無料のセルフサービスのビュッフェが楽しめる。 市内に向かう前や、香港到着後、同日中に4時間以上の乗り継ぎがあり、一度香港に入国する場合のリフレッシュや寛ぎにぜひ利用して欲しい。

【場所】
「ザ・アライバル」は到着ホールを抜け、ターミナル1とターミナル2をつなぐ中央通路沿いにある(エアポートエクスプレス駅のちょうど真下)。

【ご利用条件】
  • キャセイパシフィック航空、または香港ドラゴン航空のファーストクラス、ビジネスクラスをご利用のお客様
  • ザ・マルコポーロクラブのゴールド会員以上の方、またはワンワールド アライアンスの加盟航空会社のマイレージプログラムの会員で最上位の会員資格がエメラルドの会員で、キャセイパシフィック航空または香港ドラゴン航空を利用して香港に当日到着された方、または当日中に乗り継ぎ時間が4時間以上ある会員

【営業時間】
毎日午前5時より深夜0時まで
詳しくはコチラ
キャセイパシフィック航空 キャセイパシフィック航空
1946 年設立のキャセイパシフィック航空は、香港のフラッグキャリアであり、ワンワールド アライアンスの創立当時から加盟航空会社で中枢的な役割を担ってきた、アジアで最も多くの賞を受賞している航空会社の1つだ。

日本の東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡、札幌、沖縄の6都市7空港から香港へ週120便(姉妹会社の香港ドラゴン航空、日本航空のコードシェア便および台北経由便を含む)を運航。 さらに香港からは東南アジアや南アジア、中東、ヨーロッパ、北米、オセアニア、南アフリカを含む世界40以上の国・地域の170都市以上へと幅広いネットワークを持つ。 その利便性の高さから、香港はもちろんのこと、香港以遠の世界各地へ出張するビジネス旅客からも定評がある。

キャセイパシフィック航空は一流のプロダクトとサービスとともに快適な空の旅を提供し続ける。
運航路線について詳しくはコチラ
香港ドラゴン航空 香港ドラゴン航空
1985年設立の香港ドラゴン航空は2007年にワンワールド アライアンスに加盟。 香港を拠点に中国本土の約20都市と日本の福岡や沖縄を含む、アジア太平洋地域の40都市以上に就航しており、姉妹会社のキャセイパシフィック航空とともに世界170都市以上へと広がる運航ネットワークとスムーズな乗り継ぎを提供。

上質なサービスとプロダクトには定評があり、姉妹会社のキャセイパシフィック航空とともに何度もアワードを受賞している。
運航路線について詳しくはコチラ
香港版SUICAを買って、「100万ドルの夜景」を往復3時間で見に行った
今回の弾丸取材での香港滞在期間はわずか1泊2日で26時間のため、宿は空港のすぐそばの「マリオット香港 スカイシティホテル」を手配した。 ここはトランジットや短期出張者にお薦めのホテルで、空港からエアポートエクスプレスに乗りわずか1駅とアクセスが抜群。 最寄駅=終点でもあるアジアエキスポ駅で降りれば、雨も心配無用の屋内通路を歩いてホテルロビーまで行くことが出来るのだ。 重い荷物を持ってわざわざ市内へ移動するより、空港ホテルに泊まり、空港を拠点に仕事や観光をこなすのが1、2泊の香港滞在では格段にスマートだ。 市内まではエアポートエクスプレスで25分。
※他にも空港ターミナルに隣接したリーガエアポートホテルがある。

さて、香港に着いたらまず手に入れたいのが「OCTOPUS(八達通)カード」だ。 初回購入時にHK$150(運賃HK$100, デポジットHK$50)必要だが、日本のSUICAやPASMOと同じくICカードなので、いちいち切符を買わず香港の電車やバス、フェリーやトラム(市電)などほとんどの交通機関がタッチ一つでスイスイ利用できるのだ。 繰り返しチャージでき、デポジットは最終日にカードを返却すれば払い戻されるので損もしない。


そして、香港で夜といえば、世界三大夜景の定番スポットとして有名なヴィクトリアピークから見る「100万ドルの夜景」だろう。 ここではニューヨークでの取材以来、4日ぶりに出来た地上での「隙間時間」を活用して私が香港到着後に決行した「サッと夜景を見に行こう弾丸ナイトツアー」を紹介しよう。

  • 空港に到着後すぐにスカイシティホテルへチェックイン。荷物を置いて一息つく。
  • 21時半前にアジアエキスポ駅から、エアポートエクスプレスに乗り、フェリーに乗るため、終点の香港島セントラル駅のひとつ手前の九龍駅で下車。(料金は最終電車までの1往復でHK$100、乗車時間は片道25分)
  • 駅に隣接したK2バスステーションから無料シャトルバスを使い、マルコポーロ香港ホテルへ向かう。(※香港に到着した搭乗券とパスポートを見せて乗車するので事前に用意する事)
  • ホテルのすぐ隣りのスターフェリー乗り場から、背後の九龍と正面の香港島の高層ビル群が織り成すまばゆい夜景のパノラマを船上から眺めながらヴィクトリア湾を10分程で渡り、香港島(セントラル・フェリー・ピア)へ。(料金はHK$2.20 – オクトパスカードで支払い可能)
  • 到着後、ピアからセントラルの歩道橋と地下鉄の駅の地下道を山側に向かって歩き、J2出口から10分ほどでピークトラム(ケーブルカー)の駅が見えてくる。※夜遅い時間帯の運行本数は少ないが、セントラル・フェリー・ピアからピークトラム乗り場(Peak Tram Station – Lower)まで運行するバスもある。バス停はフェリー乗り場「6番」の近くでバス路線番号は「15C」。
  • 腕と手で支えないと立つのが辛いくらい急こう配のトラム(ケーブルカー)に乗り、8分ほどで夜景が見える山頂に到着。(料金は往復HK$40であったが、事前に購入しておいたオクトパスカードで支払うことが可能)トラムの運行時間は7:00~24:00まで。詳しくはコチラ
  • 時計を見るともうすぐ23時。空港からわずか90分ほどでヴィクトリア・ピークの山頂へ到着することができた。宝石を散りばめたような光の海が広がる眼下の大パノラマに、しばし見とれていた。ちなみにトラムは午前零時まで運行しているが(※利用する時は最新情報を確認のこと)、香港で夜景を見るなら、高層ビル群の灯りが最も明るく美しい19:00~21:00がベストタイムだ。夜景を堪能したあとは、再びトラムで地上に降り、運良く駅前に停車していたセントラルのフェリー乗り場行きの最終バスに飛び乗った。(料金はHK$4.20 - オクトパスカードで支払い可能)
  • 帰りはフェリーには乗らず、フェリー乗り場に隣接した香港島セントラル駅の地下から終電の1本前のエアポートエクスプレスに乗り、直接ホテルのある終点のアジアエキスポ駅に向かい、山頂からわずか45分でホテルに帰ることができた。(※空港方面の最終電車は午前0時半過ぎまであるが、利用する時は最新情報を確認のこと)
弾丸香港街歩き:繁華街、市場、海鮮ランチ、そして、マカオ「超」弾丸視察
4日ぶりに寝た「地上のベッド」はさすがに気持ちよく、翌朝はゆっくり起床し、昼前にエアポートエクスプレスで再び香港島に出掛けた。
中国に返還される前の英国領時代のオールド香港の喧騒に触れたく、灣仔(ワンチャイ)の裏通りの繁華街や市場を歩いて回ってみた。 歩道沿いに所せましと並ぶ小売店や露店、その間を溢れんばかりに行き交う香港庶民やビジネススーツを着た紳士淑女、そして見上げれば、林立する近代的な高層ビルの背景を覆い隠すように無秩序に掲げられた大小の店の看板がある。 黒ずんだビルの窓から路上に飛び出した無数の物干し竿やエアコンの室外機、そして縦横矛盾に張り巡らされ垂れる電線。

昼食はそんな雑踏と人混みを掻き分けて見つけた、香港島にある美食家たちが通うことで有名な海鮮系の広東料理店「太湖海鮮城」で名物のシャコ料理や海鮮チャーハンで舌包み。 ミシュランでも2つ星を獲得しているレストランだけあって、お薦めの魚介類が特に新鮮でどの料理も最高に美味しかった。

昼食後、夜20時15分発のデリー行きのフライトまで時間があったため、13時過ぎに同じ香港島側にある上環(ションワン)フェリーターミナルから15分ごとに運行している高速フェリーでマカオの弾丸ツアーを決行。
約1時間でマカオに上陸後(出入国審査があるのでパスポートを忘れずに!)、観光タクシーを駆使し、これでもかと贅の限りを尽くした建築デザインを競い合うかのように大通りの両側に林立するカジノホテル群の前で写真を撮ったり、有名なセントポール天主堂跡などの世界遺産が集中するセナド広場周辺のポルトガル統治時代の栄華が偲ばれる洋館や教会を見ながら石畳の道を「急ぎ足で散策」し、上陸後約1時間で香港にトンボ帰りした。
約4時間で戻った上環フェリーターミナルで香港に再入国し、地下鉄でセントラル駅に戻り、エアポートエクスプレスでホテルに立ち寄り、荷物をピックアップして夕方6時過ぎに今夜デリーまで搭乗するキャセイパシフィック航空のビジネスクラスのチェックインカウンターに到着。

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香港国際空港のキャセイパシフィック航空のラウンジは、全ての体験が上質で心地よく、満足度◎!
香港のキャセイパシフィック航空のラウンジの素晴らしさは以前から聞いていたため、出発の約2時間前に空港に到着後、素早くチェックイン手続を終えて、期待に胸を躍らせてLounge Invitationに書かれた「ザ・ウィング」へ向かった。 香港国際空港には「ザ・ウィング」以外にも「ザ・ピア」、「ザ・キャビン」など、合計3種類の出発ラウンジが用意されていて、あのペニシュラグループがサービスを行っているのだ。
そして今回入室したラウンジは、幸運にも3つの中で最も広く(2,937m²)、人気も高い、キャセイパシフィック航空が誇る旗艦ラウンジ「ザ・ウィング」だ。 受付を済ませ、大理石で出来たエグゼクティブ感あふれるエントランスを通ると、2つの階に分かれたビジネスクラスラウンジが広がっていた。
2012年2月にリニューアルオープンされたビジネスクラスラウンジは、温かみのある天然の竹とユーカリがベースのインテリアデザインとなっていて、2階(レベル7)には10数メートルはあろう吹き抜け構造もあり、実に解放感あふれる作りとなっていた。 オリジナルのキャセイ・ソーラス・チェア(下写真:グレー色の丸い椅子)は最上級の座り心地で、他にITワークスターションや出発前にリフレッシュできる24室のシャワールームを完備するなどラウンジ施設は世界でも指折りのグレードだ。

そして、ここのラウンジに来たのなら、忘れてはならないのが、2階の奥に佇む「ザ・ヌードル・バー」だ。 中央に青竹がそびえ立つガーデンがあり、カウンターではオーダー式でワンタン麺、フォーなど数種類の茹でたての麺料理を食べることができるのだ。 今回はスタッフお薦めの担々麺を注文したのだが、小ぶりな器でピリッと辛目でコク深いスープと細麺がマッチした本格的な味で、思わずおかわりして2杯頂いたしまったほどだ。 他にもチャーシュー饅頭などの点心やチャーハンなどがあり、フードエリアの充実は目を見張るほどであった。 そして、食欲が満たされたら、隣にある「ザ・ロングバー」に足を運んで欲しい。 名前の通り、イタリア産白大理石で磨き上げられた圧巻の23メートルもの長いバーカウンターに座り、出発を待つ飛行機と滑走路を目の前に見ながらグラスを傾けて残りの時間を優雅に過ごしていると、あと数日で日本に帰国してこの夢のような世界が終わり、待ち受ける「現実」と向き合うことに深いため息をついている自分が窓ガラスに映っていた・・・「ビジネスクラス世界一周症候群」の発症か(笑)

できる限りの時間をここで過ごしたいと思うほど居心地が良く、このラウンジに立ち寄るだけのために香港に来る価値があるといっても過言ではないだろう。 リラクゼーション、ダイニング、そしてワーキングのための施設とスタッフのサービス全てが高い次元で提供され、秀逸であった。